君の志は何ですか? 大館、松下村塾にて ― 2015年07月11日 14:20
今日は出張先(秋田県)で休み。出張中は基本的に週休1日で、明日の日曜は出勤です。
その貴重な休みに、行きたい場所がありました。
まずは、朝8時半に宿を出発。国道7号線を早口から大館まで約10kmを約1時間でジョギングしました。
今日は晴れですが、朝なのでそんなに暑くなく、気持ちよく走れました。
とは言ってもやはり10kmはキツく、公民館の日陰でしばらく休憩。
その後、目的地を探すも見つからず。最近の新聞で、図書館付近に移築されたと読んだように思ってたのですが、どうもまだ移築されていないらしい。
仕方なく現存地まで2kmを徒歩。すると、ありました!
比内地鶏の親子丼!これは美味いに決まってる!
というのは冗談で、また、しばらく徒歩。
すると、今度こそありました!
吉田松陰の松下村塾です。NHKの大河ドラマ「花燃ゆ」でもたびたび登場し、血気盛んな若者達が、国の将来を論じ、切磋琢磨したあの場所です!
「何でここに?」という感じですが、竹村吉右衛門さん(安田生命取締役会長だった人)という人が、晩年に常々故郷に何かをしたいと考えていたところ、青春時代に最も強い刺激を受けた吉田松陰がどうも故郷大館にゆかりがあったと知り、私財を投じて模築したとのこと。昭和59年完成のものらしい。
庭には、松蔭が家族に送った別れの手紙に書かれていた辞世の句の碑がありました。
「親思う 心にまさる 親心 今日のおとずれ 何ときくらん」
自分も「親より先に死ぬのが一番の親不孝だ」と言われて育ったので、松蔭の無念さ、親への申し訳なさがすごく伝わってきました。
屋内はこんな感じ。
平屋に見えましたが、中二階がありました。
中には塾生達の写真がずらり。本当に蒼々たる面々で、これだけ多くの人に影響を与えた松蔭という人の凄さを再認識。
松蔭のことは、若い頃、司馬遼太郎の「世に棲む日日」で高杉晋作とともに読みました。松蔭は享年29才、高杉晋作は享年27才、坂本龍馬は享年31才。
松下村塾の畳の上で「君の志は何ですか?」と問う吉田松陰の声を聞いた気がしました。




