茨城、宮城 ソロツーリング(その3)-2日目。ひたすら石巻へ2012年11月18日 23:47

10月の3連休、2日目の話。もう1か月以上も前の話ですが・・・。

何とか水戸のキャンプ場に辿り着き、睡魔に襲われ爆睡した後、雨の音で目覚めました。
2日目の朝は、雨。昨晩、テントの上や、バイクの上に干していたシュラフやバイクウェアは、またしてもずぶ濡れになってしまいました。あちゃー・・・。

とにかく、このままでは旅を続けられないので、コインランドリーで一切合切を乾燥機に掛けることに決定。管理棟にコインランドリーの場所を聞きに行くと、美味しそうな栗おこわが売っていて、朝食に買って食べました!結局、この後、夜遅くまで何も食べれなかったので、本当にこのときに食べといて良かったです・・・。めちゃくちゃ、美味かった~!!

テントを畳んでコインランドリーに行くと、気さくな店長さんが、色々と話しかけて来てくれました。昔、バイクに乗ってたことがあるらしく、また乗りたいと思ってるんだけど、リターンライダーした友人が事故っちゃって、二の足を踏んでいるのだとか。最近のコインランドリーは、めちゃめちゃ大きい乾燥機があり、シュラフを乾燥機に入れ、その他ずぶ濡れの衣類をこれも大型の全自動洗濯乾燥機に突っ込んだ後、店長さんに聞いたホームセンターに行きました。ナビの電力供給が悪くなった原因はバイクの12V電源供給プラグか電源コードのどちらかで、もし電源供給プラグが生きているなら、もう1つある5V供給プラグにUSBコードを挿してナビに電源供給できる可能性があったため、USBコードを買って試してみようかと。結果、案の定、電源供給OKで、ナビの動作を確認しました。これで、ナビがだめなら、本屋に地図を買いに行こうと思ってたので、一安心。(これが、ぬか喜びだったことに、後で気づくのですが・・・。)
コインランドリーで洗濯物を回収し、パッキングして旅を再開。シュラフはふわふわに乾燥されていて、今すぐ、包まって眠りたいくらいでした(笑)。
一路、石巻に向かう前に、もう一つ寄りたいところが。実は、タイヤの溝が結構無くなっていて、レッドバロンの水戸店で、見てもらおうと思ってました。レッドバロンは、全国に店があるので、こういうところはとても安心です。
さて、水戸店では、まず岐阜から来たことに驚かれました。タイヤを見てもらうと、「岐阜まで帰るんだったら、替えた方がいいですね」とのこと。
「いえいえ、石巻まで行ってから帰るんですよ」
「えっ?!いや~、それならなおさらですね。ちょっと、在庫を見て来ますね」
まあ、仕方ないかなと思って待っていると、結局在庫なしとのこと。「大丈夫ですよね?」と、念を押し、ドクターストップがかからないことを良しとして、石巻へ出発!ほんと、無茶するな~。
この時点で、12時を回ってましたが、そのまま高速に乗りました。3~4時間で着くかなと思っていたので、遅い昼食と、夕食の2食を石巻で食べるつもりで。
ところが、乗ったとたんにナビがフリーズ。そのままお亡くなりに。せっかく、USBケーブルを買ったのに!ナビが使えるものと思っていたので地図を買っておらず、地図なしの状態で石巻まで行くことに。東名なら、SAとかに無料の地図を置いてたりするのですが、東北道のSAにはそのようなものはなく、方向音痴の僕にはかなりヤバい事態。結局、PA、SAをほぼ各駅停車で自分の居場所を確認しつつ、給油ポイントを押さえつつ、ナビが直ってないか確認しつつ、石巻を目指しました。
おかげで、道には迷いませんでしたが、石巻に着いたのは20時過ぎ。その後、行きたかった石巻焼きそばの三浦屋さんに行ったのですが、もう閉まってました・・・。去年の夏、食べた焼きそばを、もう一回食べたかった。あのときは、まだ被災の影響があって部分開業だと言ってたので、全面再開したのか、すごく気になってました。また、いつか来ますね!

仕方がないので、夕食はこれまた昨夏に行った「こばると」さんに。昼飯抜きだったので、生き返りました!

その後は、泊まることになっていた加護坊山キャンプ場へ。どうやら山の中らしく、携帯電話で地図を見ながら探したのですが、全然見つからず。ガラケーの地図じゃ、ダメですね。スマホじゃないことを激しく後悔。結局、石巻の山の方を深夜12時近くまで彷徨った挙句、捜索を断念。石巻駅で、野宿かなと腹をくくったその時に僕の目の前に飛び込んできたのは、「ルート・イン」の看板。
その瞬間、「ルート・イン → 大浴場 → 朝食無料バイキング」の法則が全身を駆け巡り、次の瞬間にはチェックインしてました。
せっかく、テント買ったのに・・・。自分のサバイバル能力のなさに、脱力。
でも、翌日の岐阜への800km弱の道のりを考えると、ちゃんと寝ておいて、正解だったと思いました。
変に頑張ってたら、岐阜まで帰れてなかったかも。
これで、いいのだ。

波乱の3日目へ、つづく。

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